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システムトレードソフトを使ってみよう!
「イザナミ」編ー2

(バックテストの条件設定@)


3.ソフトの起動
 イザナミ編−1で、インストールが完了すると、PC画面上に、下のようなアイコンができます。
      
これを、ダブルクリックすると、下図のような画面が表示されるので、開始ボタン(赤丸で囲んだ所)を押してソフトを起動します。
(トライアル版の場合は、下の画面の前に「トライアル期限のお知らせ」表示が出るので「閉じる」ボタンを押して下さい)



株価データの更新画面がでるので、「更新する」か「更新せずに開始」を押す。
今回は、最新データまで使いたいので「更新する」を選びます。



すると、株価データの読み込みが開始され、その後、下の画面表示となります。
これが、イザナミのメイン画面です。(わりと、カワイイ画面ですね)



4.バックテストの準備

4-1 トレード方法を考える

 早速、バックテスト(検証)をやってみましょう!。

それには、何かシステムトレードの売買条件を考えなければならないのですが、今回は、誰でも良く知っている「移動平均のゴールデンクロスで買い、デッドクロスので売る」というトレード方法のバックテストをしてみましょう。
ただ、今回は「イザナミ」の機能説明の都合上、出来高の条件も追加してみました。

               <<トレード方法>>
  開始条件  下の@とAの両方の条件が成立した株(銘柄)を、50万円分買う
11    @5日移動平均株価と25日移動平均株価がゴールデンクロス。
     A当日出来高が、その前4日間の出来高平均の2倍以上
     
     
  終了条件  下の@とAの条件のどちらか一方だけでも、成立したら、売る
     @5日移動平均株価と25日移動平均株価がデッドクロス。
     Aトレード開始から3ヶ月(実働60日)以上経過



4−2 バックテストの期間、投資資金の設定

 メイン画面で、「バックテスト」をクリックすると、こんな画面になりました。
                         <<図 001 >>

この設定画面は、検証期間や投資資金を設定する画面です。
ここで、
 取引形態   →「買い建て」
 運用方法   →「取引毎に指摘金額に近い株数を投資する」
 運用開始金額→3000千円
 投資指定金額→500千円
に、しました。

投資期間は、最初に設定されたままにしましたが、1日単位で、投資期間を設定できるようです。
(Protraは、投資期間が選べないのでうらやましい・・・。)

4−3 新規建て条件の設定
 次に、トレードの開始条件を設定します。
 「新規建て条件」のタブを開きます。                                          <<図 002 >>


ここで、「新規建て条件リスト」に、今回の開始条件「ゴールデンクロス」を追加しましょう。
・まず、上の画面の左側の「新規追加」ボタン(赤枠で囲んだところ)をクリックして、リストに上図のように条件を追加します。
 (追加された条件は、まだ名前がついてないので、「条件名未定義」と表示されています。)

・次に、追加された条件の名前(「条件名未定義」と表示しているとこ)をダブルクリックして、
 <<図 003 >>
「ゴールデンクロス」という名前に変え、OKボタンを押します。


今度は、条件の中身(=計算式)を、「スクリーニング条件」を追加しましょう。
右側の「新規追加」ボタン(下図の小さい赤枠で囲んだ「新規追加」)を押すと、「スクリーニング条件の選択」という画面が出てきました。
                                                                      <<図 004 >>


うーん、AとBが、・・・・が、たくさんある。 一瞬、悩みました。
「ゴールデンクロス」等が、リストから選べると思っていたのですが、リストの中は全部「A」と「B」と「C」・・・でした。

気を取り直して、「ゴールデンクロス」を「A」と「B」を使って、表すことにしました。

25日移動平均を「A」、5日移動平均を「B」とすると、

ゴールデンクロスというのは、
 昨日(1日前)は、A(=25日移動平均)が、B(=5日移動平均)より大きかったが
 今日(0日前)は、A(=25日移動平均)が、B(=5日移動平均)より小さくなった。
と、いうこと。

そこで、まず、ゴールデンクロスの1つ目の条件
「昨日(1日前)は、A(=25日移動平均)が、B(=5日移動平均)より大きい」を
スクリーニング条件に追加します。

スクリーニングの形式は、「[A]が、[B]より[大きい/小さい/同じ]ものに絞り込む」で良いので、このままにして
[A」に25日移動平均、[B]に5日移動平均を設定しましょう!

上図の[A]の枠内の「選択」ボタンをクリックすると、こんな画面(図 005)が出ます。
                                       <<図 005 >>

この画面で[A]が設定できるようです。

ここで、「選択」ボタン(上図005の赤枠)を押すと、さらに、こんな画面(図006)が出ました。
                     <<図 006 >>


すごい!いろんな種類のデータ名のリストが出できた!
この中から、[A]にするデータを選ぶようです。

このデータリストを順番に上から見ていって、やっと 「移動平均」を見つけました。
                  <<図 007 >>

上図007で、「移動平均(終値)」を選んで、OKボタンを押すと、この下図008のように、データ欄に、移動平均が登録されます。

さらに、対象日を「1日前」、集計期間を「25日間」にセット(=下図赤枠のように入力)して、
                              <<図 008 >>


OKボタンを押せば、[A]が、セット完了!

                                                   <<図 009 >>


同じように、[B]に、1日前の5日移動平均をセットします。
さきほどと、同じように、データリストから移動平均を選んだ後、
                                  <<図 010 >>




上図010のように、対象日を「1日前」、集計期間を「5日間」にセットして、OKボタンを押すと
                                          <<図 011 >>

上図011のように、[B]に、1日前の5日移動平均がセットできました。

最後に、上図の赤枠のように、「大きい(同じ含む)」を選択して、「OK]ボタンを押せば、・・・。
やったぁ! ゴールデンクロスの1つ目の条件「昨日(1日前)は、A(=25日移動平均)が、B(=5日移動平均)より大きい」
が、できました。(下図012 の青く反転しているところ)
                                                               <<図 012 >>



今度は、ゴールデンクロスの2つ目の条件
 「今日(0日前)は、A(=25日移動平均)が、B(=5日移動平均)より小さい」
を、スクリーニング条件に追加します。

やり方は、今までと同じなので、途中を省きますが、下図のようにセットし、
                                        <<図 013 >>


「OK」ボタンを押すと、下図のように、2つ目の条件がセットできました。
                                                <<図 014 >>


さあ、もう一息、もう一つの開始条件
「A当日出来高が、その前4日間の出来高平均の2倍以上」を設定しましょう!

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