Hena-System


システムトレードソフトを使ってみよう!
「シストレ魂」編ー1


 システムトレードソフトは、システムトレードを始める人にとっては、無くてはならないものです。システムトレードソフトは、何種類もありますが、それぞれに、特徴があり、どのソフトを使うのが良いか、迷ってしまいます。

 このコーナーでは、Hiroが実際にシステムトレードソフトを使って、システムトレードの条件の設定方法から実際の検証の方法や検証結果までを、紹介するコーナーです。

 今回は、今年、発売されたばかりのシステムトレードソフト「シストレ魂」を紹介したいと思います。

 しかし、今回は、Hiroが、まだ、このソフトの登録ユーザーになっていない為、残念ながら、途中までしか、実践できませんので、いつものように「このコーナーを見れば、ソフトの基本的な操作方法はマスターできる。」と、いうところまでは、説明できませんが、できるところまでを、なるべく具体的に操作方法を、紹介していきたいと思います。

それでは、早速、始めましょう!

1.ソフトのダウンロード〜インストール
体験版につきましては、「シストレ魂」のHPから、  「無料ノウハウ」を請求すると、ダウンロード先を、教えてくれるようです。(3/15再度訂正 :同HPの「お問合わせ」のページを開き、 「>>よくある質問」をクリックすると、 「Q1−7」に 体験版について記載されています)

また、取扱説明書も、ユーザーサポートのホームページからのダウンロードとなります。
ダウンロードから、ソフトのインストール、ユーザー登録までは、取扱説明書に詳しく載っていますので、ここでは説明は省略させていただきます。

2.株価データの取得
 このソフトは、株価データは、「パイロン」と同じように、データゲット社から取得(購入)する方式です。
よって、ソフトの購入の他に、株価データをダウンロードする為に、データゲット社へのユーザー登録が必要となります。

初期状態では、株価データがソフト内に、入っていませんので、データゲット社にユーザー登録後、株価データを取り込む作業が必要となります。

と、言っても、以下のような手順で、割と簡単に、データの取り込みはできるようです。

(以下、取り扱い説明書から、抜粋)

@メニューから、株価データ初期化を選択


Aデータゲット社への登録IDとパスワードを入力して、初期化開始をクリック


これで、2002年1月以降の株価データが利用できます。
さらに、別売のCDを購入すると、1990年まで、データが利用できるようですので、バックテストを行うのに、他のソフトと比較しても、十分満足のいくデータ量だと思います。


3.売買条件の設定
 これが起動時の画面です。
すっきりしていて、操作しやすそうです。               <<図 001 >>
 


では、いよいよ、ソフトの使ってみましょう!
いつものように、次の売買条件を設定してみましょう。
               <<トレード方法>>
  開始条件  下の@とAの両方の条件が成立した株(銘柄)を、50万円分買う
11    @5日移動平均株価と25日移動平均株価がゴールデンクロス。
     A当日出来高が、その前4日間の出来高平均の2倍以上
     
     
  終了条件  下の@とAの条件のどちらか一方だけでも、成立したら、売る
     @5日移動平均株価と25日移動平均株価がデッドクロス。
     Aトレード開始から3ヶ月(実働60日)以上経過

3−1 開始条件の設定
 まずは、開始条件@の、「5日移動平均株価と25日移動平気株価がゴールデンクロス」を設定しましょう!
 上の図001のように、中段の「ルール設定」タブを選択すると、「ルール1」の「仕掛け条件」の画面が表示されます。
 ここに、開始条件@を設定します。

下図の手順@〜Cの順に、マウス操作し、開始条件の設定画面を表示させます。
                                                    <<図 002 >>


すると、下のような設定画面が表示されます。ここで、テクニカル指標の選択と条件設定ができるようです。
では、まず、「テクニカル指標の選択」ボタン(下図の赤ワク)を押して、どんな指標があるか見てみましょう!
                                          <<図 003 >>



下の、「テクニカル指標選択」画面をご覧下さい。 指標の種類が、かなり豊富です。
下記の表示は、全体の指標の一部だけですが、これを見ただけでも、「普通の指標」から、「こんなのもあるの?」というものまで、数多くの条件が指標として選択できることがわかると思います。

 それに、1つ1つの指標の説明が表示されているのも、Hiroのように、指標の内容を覚えられない人には、とても親切な設計で、ポイントが高いです。
                                                   <<図 004 >>


では、条件設定を行いましょう。
下図のように、@ABの順序で、「移動平均の値」を設定します。
                                              <<図 005 >>


これで、テクニカル指標1に「移動平均の値」が設定できました。

でも、このままでは、「移動平均の値(10)」と、集計期間が10日間に、なっているので、

次に、「パラメータ設定」ボタン(下図の赤ワク)をクリックして、移動平均の期間を設定します。
                                                   <<図 006 >>



下図のように、「期間」を「5」に設定し、「テクニカル指標1」を「5日間移動平均」に設定します。
                                  <<図 007 >>


これで、下図のように、テクニカル指標1が「5日間移動平均の値」に設定できました。
                                    <<図 008 >>


同様に、「テクニカル指標2」も同様に、「テクニカル指標の選択」から、「移動平均の値」を選択し、「パラメータ設定」で、期間を「25日」に設定し、25日移動平均の値に設定しましょう!
                               <<図 009 >>


最後に、中段のプルダウン(▼マーク)をクリックして、「を上抜け」を選択し、「OK]ボタンを押せば・・・。
                                        <<図 010 >>


下図のように、開始条件@の、「5日移動平均株価と25日移動平気株価がゴールデンクロス」が設定できました。
(このへんの操作は、「イザナミ」より簡単ですね→「システムトレードソフトを使ってみよう! イザナミ編」をご覧下さい。)
                                                      <<図 011 >>




続いて、2つめの条件「A当日出来高が、その前4日間の出来高平均の2倍以上」を設定しましょう!
先程と同じように、「条件追加」を押して、「1次式条件」を選択し、
                   <<図 012 >>


下図のように、「テクニカル指標の選択」から「出来高」を選択し、
                                                    <<図 013 >>


「テクニカル指標1」に「出来高」を設定します。
                                                    <<図 014 >>


次に、テクニカル指標2の「テクニカル指標の選択」ボタンをクリックして、「期間平均出来高」を選択します。
                                                    <<図 015 >>


そして、テクニカル指標2の「パラメータ設定」で、下図のように、期間=4(→4日間)、基準日=1(→1日前)に設定します。
                                      <<図 016 >>


最後に、下図の@、Aのように設定して、「テクニカル指標2」×「2」「以上」に設定して、「OK」ボタンを押せば、・・・
                                                    <<図 017 >>


2つめの開始条件「「A当日出来高が、その前4日間の出来高平均の2倍以上」も、設定できました。
                                                    <<図 018 >>


思った以上に、簡単に、開始条件の設定ができましたね!!


次のページからは、手仕舞い条件以降を紹介します。

株システムトレードソフト シストレ魂


[戻る] [シストレ魂編−2へ]
inserted by FC2 system